視力が低下する原因は主に3つあります。
それは「生活環境」に「ストレス」、「加齢に伴う病気」の3つです。
■ 生活環境による視力低下
これは最も多い原因であり、僕が視力低下した1番の原因でもあります。
よく、近くの物を見続けたり、ゲームやパソコンを長時間やっていると視力が低下すると言われますが、これらの行為は確実に視力低下の原因になります
では、何故これらの行為が視力低下に繋がるのか?
まず、人間の目にはピントを調整する「毛様体筋」という筋肉があります。
あまり聞かない名称ですが、読み方は「もうようたいきん」です
この毛様体筋というのは、近くの物を見るときは、筋肉が緊張して縮んだ状態となりますが、遠くの物を見るときは、筋肉が緩んで伸びた状態となります。
この動きが正常に行わられなければ、ピント調整も正常には働きません。
ピント調整がおかしくなると、当然ながら物がぼやけて見えてしまいます。
先にも書いた通り、毛様体筋は近くの物を見ているときは、緊張状態となりますが、あまりに緊張状態が続くと、毛様体筋が疲れてきてしまいます。
目が疲れてるなーというときは、毛様体筋の緊張が原因だと思って下さい
そうなると、疲労から毛様体筋がこり固まってしまい、遠くを見ても毛様体筋が上手く働いてくれず、ピント調整も正常に行わられなくなってしまいます。
つまり、遠くの物が見えづらくなってしまうということですね
これは一時的なこともありますが、長期に渡って毛様体筋に負担を掛け続けていると、見えづらいのが慢性化してしまい、完全に近視になってしまいます。
これらのことから、近くの物を見続けたり、ゲームやパソコンなどを長時間やったりの目を酷使する行為は、視力を低下させる大きな原因となる訳です。
■ ストレスによる視力低下
これは10歳前後の女の子に多い原因です。
具体的にはストレスからくる「心因性視力障害」というのが原因ですね。
これになると視力が0.4〜0.7程度になってしまいますが、自覚のない子供が多く、子供によっては時と場所によって視力が変動する場合もあります。
例えばマンガ本の字はよく見えるけど、教科書の字はよく見えないなど。
原因となっているストレスを取り除けば治りますが、ストレスの原因がハッキリとしないことも多く、完治するまで長期戦になりやすい傾向があります
また、完治したと思っても再発することが多く、非常に面倒な疾患です。
学校の定期視力検査などで視力が急激に落ちた場合は、心因性視力障害の可能性がありますので、すぐに眼科に行って検査をするようにして下さい。
なお、生活環境による視力低下で説明した毛様体筋ですが、ストレスに弱いという一面もあり、ストレスの影響でピントがおかしくなることもあります。
大人でもストレスが原因で視力低下する可能性は十分あると思って下さい。
■ 加齢に伴う病気で視力低下
歳を取ると目の病気になりやすくなります。
有名なところだと「老眼」や「白内障」などがありますね。
老眼の場合は早い方だと30代から始まり、遅い方でも50代から始まります。
白内障の場合も早い方だと30代から始まり、40代で20%、50代で40%、60代で50%の方がなり、90代になるとほぼ100%の方がなります。
他にも「加齢黄斑変性症」や「網膜静脈閉塞症」などの、様々な病気に掛かりやすくなりますが、いずれも視力低下を避けることができません
このような目の病気は予防することもできますが、歳を取るとどうしても掛かりやすくなってしまいますので、加齢に伴う視力低下は仕方がないと言えますね。
視力を回復させる為には、視力低下の原因をハッキリさせる必要があります。
原因によっては効果的な治療法とそうでない治療法がありますので、視力を回復させたい場合は、視力低下の原因をハッキリ把握しておくようにして下さい。
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