近視を回復させる方法はいくつかあります。
例えば目の筋肉をトレーニングして回復させる方法や、マッサージで回復させる方法、他にも目薬などの治療グッズや、手術で回復させる方法もあります。
■ トレーニングで回復
これは自宅で気軽にできる簡単な方法です
トレーニング方も色々とあるのですが、最もメジャーなのが、近くの物と遠くの物を交互に見比べて、毛様体筋を弛緩する「遠近体操法」という方法です。
具体的な方法は、指先を3秒間見たら、次は壁の文字(カレンダーの文字など)を3秒間見るというもので、これを毎日2〜3分やっていると効果が出てきます。
ただし、効果があるのは一時的な仮性近視や初期の近視の場合であり、近視がある程度進行してしまうと、これをやってもほとんど効果はありません。
進行が進んでしまった場合、トレーニングで回復させるは難しいと言えます
■ マッサージで回復
目の周りには近視回復に効果的なツボが密集しています。
そんなツボの中で特に効果的なのが、眉頭から2〜3ミリ下の少しへこんだところにある「天応」と、目頭の内側のくぼみにある「清明」というツボです。
これらのツボを押しながら揉み解すと、仮性近視や軽度の近視でしたら完治する場合があり、中度の近視でも、ある程度は視力が回復することがあります。
ただし、軽度の近視でも人によってはまったく回復しないこともあり、視力0.1以下の強度の近視になると、どんな人であれほとんど効果はありません。
トレーニングの場合と比べたら、効果に個人差の出る回復方だと言えます。
■ 目薬などの治療グッズで回復
近視回復の治療グッズには様々な物があります。
代表的なものとしては「目薬」がありますが、目薬の中でも近視に効果的な目薬は、眼科に行くともらえることの多い「ミドリンM」という目薬です。
この目薬は「サンドール」と呼ばれることもありますが、毛様体筋の緊張やこりをほぐす効果があり、仮性近視や軽度の近視の方に効果的な目薬です。
僕も視力が落ち始めのとき、眼科に行ったらこの目薬をもらいました
他にも「超音波治療器ソニマック」や「ピンホールメガネ」などが有名な治療グッズですが、どのグッズも強度の近視の方にはそこまで効果はありません。
治療グッズで大きな回復が期待できるのは、軽い近視の方のみとなります。
■ 手術で回復
これは主にレーシック手術などで回復する方法です。
近年では、レーシック手術もかなり一般的になりました。
成功率(視力が1.0以上になった場合)は、多くのクリニックが99%以上と公表しており、失敗をして失明したという事例は現在のところありません。
しかし、失明はしないまでも視力が術前よりも落ちてしまったり、色の見え方がおかしくなったり、合併症になってしまったという事例は僅かにあります
成功率は高いですが、失敗した際のリスクが大きい治療法だと言えますね。
このように近視の回復法はいくつもあり、手術以外はどれも気軽にやれるものですので、近視に悩んでいる方は、やれそうなものからでも試してみて下さい。
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