遠視の原因はハッキリとは解明されていません
ただ、遺伝や体質の可能性が強いとは言われています。
人は本来、生まれてきた時は眼球が小さく眼軸が短い為に、外から入ってきた光の焦点を上手く合わせることができず、遠視であることがほとんどです。
簡単に言うなら、「ピント調整の能力が乏しい」ということになります。
その為、小さい子供が遠視であっても、特別異常という訳ではありません
このような遠視は成長と共に眼軸が伸びて正常になり、子供によって多少差はありますが、6〜8歳までには放っておいても正視化するのが通常です。
しかし、子供によっては生まれつき強度の遠視だったり、眼軸が正常に伸びないことがあり、いくら歳を取っても遠視の状態のままということがあります。
この、「生まれつきと」いうのが、遺伝や体質の差と言われる理由ですね。
遠視の原因となる遺伝子は不明でしたが、近年の研究では「HGF」という遺伝子が、眼球の成長過程で遠視を引き起こす可能性が高いと特定されました。
この遺伝子を薬でコントロールできるようになれば、遠視に限らず、近視も薬で治せると言われていますが、現状ではそのような薬は開発されていません。
もし開発されたら、画期的な治療薬になるのは、間違いないでしょう。
なお、極稀に大人になってから「遠視になってしまった」という人がいます。
この場合は元々軽度の遠視で自覚症状のなかったものが、加齢に伴う目の衰えによって、自覚されるようになったというケースがほとんどです
大人になってから急に遠視になるというのは、基本的にはありません。
遠視の原因に関してはまだまだわからない部分が多いですが、世界各国の様々な研究によって、徐々に明らかになってきているとは言うことができます。
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