
遠視の矯正はメガネやコンタクトレンズが一般的です。
■ メガネで遠視矯正
医者に遠視と診断された場合、最初に勧められるのはメガネです。
どのぐらい矯正されるかはレンズによって異なりますが、自身に合った適正レンズを使えば、ほとんど正視状態と同じように物を見ることができます。
また、遠視は目に非常に負担を掛けてしまう病気ですが、メガネなどで視力を矯正することによって、目に掛かる負担を劇的に減らすことができます。
言い方を変えれば、矯正前と比べて目が疲れづらくなるということですね

これは、メガネを装着すると、目のピント調整をする筋肉をあまり使わなくてもラクに見えるようになる為に、疲れづらくなるというメカニズムです。
他にも目が成長段階にある子供の場合は、メガネによって遠視の治療もすることができ、遠視の子供にとっては、必要不可欠な視力矯正具となっています。
注意点としては、遠視用と老眼用のメガネを同じ物だと思っている人がたまにいますが、これらはレンズの作り方が異なりますので、同じ物ではありません

老眼用のメガネは非常に手頃な値段で買えますが、遠視に適したメガネではありませんので、遠視の方は必ず遠視用のメガネを作るようにして下さい。
最適なメガネは、眼科に行って処方箋をもらえば簡単に作ることができます。
■ コンタクトレンズで遠視矯正
近年は遠視用のコンタクトレンズも充実してきました。
2005年前後までは数が少なく見つけるのも大変でしたが、現在ではハードタイプとソフトタイプが揃っており、使い捨てのタイプも販売されています

コンタクトレンズの矯正力は、メガネ以上に期待することができ、適正レンズを付けたときは、限りなく正視に近い状態で物が見えるようになります。
また、付けていてもメガネみたいにジャマにならなかったり、重さを感じないというのは、遠視用に限らず、コンタクトレンズのメリットだと言えますね。
僕も近視用の使い捨てコンタクトレンズを長年使っていましたが、単純に使い勝手だけで言えば、メガネよりもコンタクトレンズのが遥かに扱いやすかったです

ただ、コンタクトレンズは目に直接レンズを入れますので、目への負担が大きいだけではなく、結膜炎や角膜炎などの合併症になる可能性もあります。
特に遠視用のコンタクトレンズは、角膜への酸素が届きにくい構造となっていますので、目への負担は近視用のコンタクトレンズを入れる以上になります。
当然のことながら、目に異常がある場合は、付けることはできません。
遠視用のコンタクトレンズは通販で簡単に買えますが、本来は処方箋が必要な物ですので、初めて使う時は特に、眼科に行って相談をするようにして下さい。
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