弱視の為の眼鏡には治療用と補助用のものがあります。
治療用は名前の通り「弱視の治療目的」で使う眼鏡であり、補助用は治療をしても効果の期待できない人が「視力の矯正目的」で使うような眼鏡です。
■ 治療用の眼鏡
治療用の眼鏡は一見普通の眼鏡とほとんど変わりません。
ただ、治療用の眼鏡は主に幼少児が使うものですので、小さい子供でも問題なく使えるように、快適性や安全性などが優れた作りになっています。
例えば、掛けていても疲れないように軽く作られていたり、衝撃を与えても壊れにくくなっていたり、激しく動いても外れにくくなっていたりなどですね。
その為、通常の眼鏡よりも値段は高くなりがちですが、治療用の眼鏡は基本的に保険が適用されますので、大体2〜3万円前後で作ることができます
■ 補助用の眼鏡
弱視の人は普通の眼鏡ではほとんど視力は矯正されません。
その為、望遠機能や拡大機能を持った特殊なレンズで矯正をします。
このようなレンズは近くを見る為の近用レンズと、遠くを見る為の遠用レンズがあり、どちらのレンズも2〜10倍程度まで拡大することが可能です。
注意点としては、遠用レンズを使えば遠くが見えるようになりますが、見えるのはせいぜい3m前後までで、そこまで遠くが見える訳ではありません
また、近用も遠用もレンズが非常に大きいですので、眼鏡が重くなってしまいがちであり、長時間掛けているとかなり疲れるというデメリットもあります。
どのぐらい大きいかと言うと、双眼鏡のような眼鏡だと思って下さい
現状、弱視用の矯正眼鏡はこのようなものしかありませんが、年々使いやすいものが出てきていますので、今後さらに改善される可能性は十分にあります。
値段は高いものだと20万円以上しますが、通常のものでしたら4万円前後で買うことができ、弱視の症状次第では公的支援も受けることができます。
矯正用の眼鏡を考えている方は、まずは専門医に相談をしてみて下さい。
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