
乱視は角膜や水晶体が歪んでいるのが原因です。
角膜や水晶体が歪んでいると、外から入ってきた光の焦点をしっかり合わせることができず、モノが二重に見えたり、まともに見ることができません

角膜や水晶体が歪んでしまう原因は、生まれつき歪んでしまっている先天的なものと、生活習慣などによって歪んでしまう後天的なものがあります。
■ 先天的な乱視
人間の顔の造りは遺伝的な要因が大きいのですが、目の形や大きさも遺伝することが多く、角膜や水晶体の形までも遺伝することがあります。
その為、親族の中に角膜や水晶体の歪んでいる人がいると、100%遺伝する訳ではありませんが、乱視の子供が生まれやすくなってしまう訳ですね。
他にもまつ毛が内向きに生えている「逆さまつ毛」だと、常にまつ毛が目に触れてしまい、角膜を傷付けて、角膜乱視になってしまうことがあります。
このような逆さまつ毛も遺伝的な要因が非常に大きいものであり、実際に僕の母親が逆さまつ毛なのですが、僕自身も軽く逆さまつ毛だったりします

■ 後天的な乱視
最も多い原因は、目を細めることによって、目の周りの筋肉が角膜を圧迫してしまい、それを続ける内に角膜が歪んで乱視になってしまうパターンです。
モノが見えづらくなると、ついつい目を細めがちですが、これが癖になってしまうと乱視の原因となりますので、意識して気を付けなければいけません

他にもテレビやパソコンの画面を長時間見続けていると、水晶体が下に引っ張られてしまい、元の状態に戻らないまま、変形してしまうことがあります。
また、目への打撲などによって水晶体がズレてしまったり、レーシック手術で目の蓋の役目をする、フラップの作成に失敗をした場合も乱視になります。
乱視は先天的なものよりも、後天的な原因でなってしまう人のが多い病気ですので、日常生活で気を付けられるところは、気を付けるようにして下さい。
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