
乱視の代表的な症状はモノが二重に見えるというものです。
これは斜視の症状とも似ていますが、斜視の場合は片目で見ると正常に見えるのに対して、乱視は片目で見ても二重に見えるのは変わりません。
また、遠近共にぼやけて見えたり、歪んで見えるのも乱視の特徴です

このような症状は水晶体や角膜が歪んで、焦点を上手く合わせられないのが原因なのですが、焦点が合わせられないとピント調整力が必要以上に働きます。
その為、目が疲れやすくなってしまい、眼精疲労や目からくる頭痛や肩こりなどにもなりやすく、視力低下がますます進んでしまうという弊害もあります。
最悪の場合は乱視が原因で、弱視になってしまうこともなくはありません。
軽度の乱視でしたら症状が出ないこともありますが、強度の乱視になると上記の症状が全て出てきますので、裸眼で生活するのは非常に困難だと言えます。
例えば強度の乱視になると、飛んでくるボールが2個に見えたり、人の顔が判別できなかったり、新聞の文字もかなり近づけないと読むことができません

僕も昔はひどい近視で遠近共にぼやけて見えていましたが、それだけの症状でも裸眼で仕事をしたり外を歩くのは、絶対に不可能だと感じていました。
歩いていて足元に段差があっても、よくわからないぐらいですからね

症状だけで考えれば、乱視は近視などよりもツライ病気だと言えます。
なお、幼少児が乱視になっても、自覚症状が乏しいので、検査するまで分からないことが多いのですが、その場合は仕草に特徴が出る場合があります。
例えば頭を傾けたり、目を細めたり、上目遣いでモノを見るなど。
これらの特徴が子供に見られた場合は、乱視に限らず他の病気の可能性もありますので、すぐに眼科の専門医などに診てもらうことをオススメします。
私が視力2.0になれた視力回復法はこちら
