
乱視の治療法にはトレーニングと手術があります。
■ トレーニングで乱視治療
これはトレーニングによって、目の筋肉をほぐすのが目的です。
目には縦方向と横方向を制御する筋肉があるのですが、目を頻繁に細めたりすることによって、縦方向を制御する筋肉がこってしまうことがあります

そうなると、縦方向からの圧迫が強くなり、角膜が歪んで乱視になってしまうのですが、筋肉をほぐすことによって、圧迫を和らげることができます。
その為、目の筋肉をほぐすというのが、乱視の治療に繋がる訳ですね

トレーニングの方法は色々とありますが、最も簡単なのが、目を見開いて顔を動かさずに、上→下→右→左の順にそれぞれ20秒づつ見るというものです。
これを1日3〜5セットやると、乱視の治療に効果があります。
注意点としては、このトレーニングは目の筋肉の圧迫によって乱視になってしまった人には効果がありますが、それ以外の人に効果は期待できません。
また、圧迫が原因の乱視でも、乱視の度合いによって効果に差が出ます

他の乱視治療トレーニングも、基本的にはこのトレーニングの応用であり、例えば「∞字」を描くように目を動かすようなトレーニングもあります。
かなり単純なトレーニングですが、実際にやってみると、目の筋肉が伸びているのを実感できますので、乱視で悩んでいる方は是非試してみて下さい

■ 手術で乱視治療
目の手術と言えばレーシックが一般的です。
乱視もレーシックで治療ができますが、乱視の状態によっては、「エピレーシック」や「フレックスPRK」という手術のが向いている場合もあります。
この2つもレーシックと同様にレーザーを使った手術であり、特に角膜が薄い人は、レーシックよりもこれらの手術の方が向いている可能性があります。
実際に何の手術が向いているかは、専門医での検査次第となりますね。
また、これらの手術をしたからといって100%治る訳ではなく、手術が失敗することもあれば、成功しても視力がすぐに落ちてしまうことも珍しくありません。
失敗をしたせいで感染症になったり、光や色の見え方がおかしくなることもありますので、失敗をした際のリスクはトレーニングでの治療以上です。
手術の成功率は医師の腕や設備次第となりますので、レーシックなどの手術を考えている方は、どこで手術を受けるか、慎重に選ぶようにして下さい。
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