
乱視も眼鏡やコンタクトレンズで矯正が可能です。
ただし、乱視の状態によっては矯正できないこともあります。
■ 眼鏡で乱視矯正
乱視用の眼鏡はシリンダーレンズという特殊なレンズを使います。
乱視は光を屈折させる角膜や水晶体が歪んでいる為、焦点を一点に合わせられない病気ですが、このレンズを使えば光の屈折を調節することができます

このレンズは、乱視の主な症状である、「モノが二重に見える」などを矯正することができますが、遠くや近くが見やすくなったりすることはありません。
その為、乱視に加えて近視なども併発している場合は、シリンダーレンズに通常の眼鏡で使われる、「球面レンズ」を組み合わせたレンズが使われます。
そうすることによって、「乱視+近視」などの症状も矯正できる訳ですね

注意点としては、乱視には角膜が歪んでいるだけでなく、デコボコになってしまっている人がいますが、そのような場合だと眼鏡での矯正ができないという点。
これは焦点があまりにバラバラ過ぎて、レンズ作成が不可能だからです

このような場合は、コンタクトレンズでの矯正が必要になります。
■ コンタクトレンズで乱視矯正
乱視の矯正にはハードタイプのコンタクトレンズが向いています。
何故かと言うと、ソフトタイプのコンタクトレンズは、レンズが非常にやわらかい為に、角膜の歪みなどが、そのままレンズに反映してしまうから

そうなると、コンタクトレンズを装着しても乱視の矯正は難しいんですよね

その分、ハードタイプのコンタクトレンズは、レンズが堅いので、角膜などがどう歪んでいようと、反映することなくキレイに補修することができます。
これは角膜がデコボコになっていても、補修することは可能です

ただ、コンタクトレンズは角膜に装着するものですので、角膜の歪みなどは補修することができますが、水晶体の歪みまでは補修することができません。
その為、水晶体の歪みが原因の乱視の場合は、コンタクトレンズで矯正をするのが不可能であり、矯正をするには眼鏡を利用する必要があります。
このように、乱視は状態によって適している矯正具が異なり、素人では何がいいのか判断できませんので、矯正する際は必ず専門医に相談をして下さい。
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