
よくピンホールメガネは視力回復に効果的と言われます。
ピンホールメガネとは黒いサングラスのレンズ部分に、細かい穴があいているようなメガネであり、別名「視力アップアイグラス」とも呼ばれていますね

主な効果は視力の回復以外に、近視の防止や目疲れの改善など。
ピンホールメガネをかけるとどうして視力が良くなるのか?と言うと、簡単に言えば、視力低下の原因である眼筋(毛様体筋)の異常を改善できるからです。

具体的なメカニズムは、まず、レンズに細かい穴のあいたメガネをかけることによって、外から目に入ってくる光(映像)が細いものになりますよね?
通常は目の中に光が入ると、水晶体を通ったときに屈折してしまうのですが、細い光の場合だと、ほとんど屈折せず網膜まで一直線に光が届きます。
わかりやすく言えば、映像が網膜に届きやすくなるということですね

すると、通常よりもモノが見やすくなり、ピントの調整を行っている毛様体筋をそれほど働かさなくても、網膜にピントを合わせることが可能になります

その結果、ピンホールメガネをかけている間中は、毛様体筋を休ませることができ、血行不良によるコリなどの異常を改善することができるわけです。
体も休ませると機能が回復しますが、それと一緒だと思って下さい。
視力低下の原因は様々ですが、毛様体筋のコリが原因となっていることもありますので、コリをほぐすというのは、視力の回復につながるんですよね。
では、ピンホールメガネでどのぐらい視力回復するのか?
ピンホールメガネは眼筋を休ませることしかできませんので、それほど効果が強いものではなく、まったく回復しないことも、決して珍しくはありません。
回復が期待できるのは、近視になりかけや、軽い近視の方のみとなります

僕も近視になってしばらくしてから使ったことありますが、特に視力が回復するようなことはなく、1〜2ヶ月ぐらいで使うのを止めてしまいました

近視の症状が重い人には、回復が期待できないグッズだと言えますね

ただ、視力の回復効果がないとしても、近視の進行防止や、目疲れの改善効果はありますので、使わないよりは使ったほうが目にとっては健康的です

ピンホールメガネをかけると、初めのうちは本やパソコンなどの文字が非常に見づらく感じますが、慣れてしまえばそこまで不便は感じません。
最近はダイソーなどの100均にも売っていますので、近視や目疲れなどに悩まされている方は、是非、ピンホールメガネを使ってみて下さい。
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