
世の中には「視力回復コンタクトレンズ」というのがあります。
レンズの名前は、「オルソケラトロジー(オルソレンズ)」に「オサート」。
このふたつのレンズは、特殊なカーブデザインが施されたハードコンタクトレンズであり、付けることによって、角膜の形状を変形させることができます。
視力低下の原因は、主に眼球(角膜)の変形による屈折異常ですので、角膜の形状を正しい形に変形させることで、視力の回復が図れるというわけですね

利用の仕方は、レンズを付けたまま1晩寝るだけという単純なもの

すると、寝ている間に角膜の形を整えてくれますので、起きてレンズを外したときには、すっかり視力が回復しているというわけです。
通常コンタクトを付けたまま寝ると、角膜が低酸素状態になり、様々な悪影響を及ぼしますが、これらのレンズは酸素透過率が非常に高く作られています。
1週間付けたままでも問題ないぐらいですので、心配はいりません

ただ、洗浄や消毒などのメンテナンスが雑だったり、あまりに長時間付けたまま過ごしていると、角膜を傷つけたり、炎症を起こすことはあります

■ 視力回復コンタクトレンズの効果
効果は1度やっただけでも、視力1.0〜1.2前後まで回復可能

しかし、時間とともに角膜の形が元に戻ってしまいますので、レンズを外してから8〜12時間後ぐらいには、視力も完全に戻ってしまうんですよね。
1度やっただけで、永久的に高い視力を保てるというわけではありません

視力が戻ってしまっても、もう1度やれば回復し、毎日やり続けるうちに視力が戻る時間は10時間→12時間→14時間といった感じに遅くなっていきます。
人によっては1晩やっただけで、2〜3日視力の良い状態が続く人もいますね。
また、強度近視や強度乱視の方だと、オルソケラトロジーでは効果がないことがありますが、オサートでしたらどちらも回復させることは可能です

■ 視力回復コンタクトレンズの費用など
費用はおよそオルソケラトロジーが15〜25万円、オサートが38万円前後であり、通常のコンタクトレンズと比べると、かなり高額になります。
手術をしなくても高い効果が得られたり、寝ながら簡単に回復できるというメリットがある一方、値段が高いというのは、大きなデメリットだと言えますね。
レンズの寿命は、どちらも2〜3年程度(眼科医推奨は1年毎に交換)。
買い替えだとかなり安く、初回購入時の3分の1程度で買うこともできます。
ちなみにオルソケラトロジーは様々な眼科医院で扱っていますが、オサートに関しては、「三井メディカルクリニック」という医院でしか取り扱っていません。
どちらのレンズも、作る前にいくつかの検査やテストなどがありますので、興味のある方は、まずは取り扱い医院で診察を受けるようにしてください。
取り扱い医院は、オサートが「三井メディカルクリニック」、オルソケラトロジーは、「オルソケラトロジー+地域名」で検索すれば簡単に見つかります。
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