
「角膜が薄くて通常のレーシックが受けられない」
そんな人に向いているのが、エピレーシックになります

■ エピレーシックとは?
エピレーシックとは、エピケラトームという機器を使って、通常のレーシックよりもはるかに薄いフラップを、角膜上皮に作成できるレーシックです。
イントラレーシックやアイレーシックなども、薄いフラップを作成することができますが、それよりもさらに薄いフラップを作ることができるんですよね。
その為、角膜が薄いせいで、通常のレーシックやイントラレーシックなどを受けられない方(フラップが作れない方)でも、手術が可能となっています

それ以外の点に関しては、通常のレーシックとほとんど変わりません。
■ エピレーシックの特徴
まず、作成したフラップが最終的に失くなるのが大きな特徴です。
角膜上皮というのは、新陳代謝を絶えず繰り返しているため、作成したフラップが数日すると剥がれ落ち、新しい角膜上皮が再生してくるんですよね。
通常のレーシックだとフラップが完全に固着しませんので、衝撃などによってずれることがあり、見え方が悪くなったり感染症の原因になることがあります

エピレーシックの場合は、このようなリスクがまったくありません。
また、似た術式に「PRK」や「ラセック」というのがありますが、PRKよりも視力の回復や安定が早く、ラセックよりも安全性が高いというのも特徴です。
一方、マイナス点は通常のレーシックよりも術後痛みを伴うという点。
これは角膜上皮に神経が多く通っているのが原因であり、痛み止めが処方されますが、人によっては数日間まともに目を開けられないケースもあります

他にも角膜上皮が再生する過程で、角膜に濁りが生じてしまう「角膜混濁(ヘイズ)」というのが起こる可能性があるのもデメリットだと言えますね。
■ エピレーシックの値段
エピレーシックの値段は、両目で15〜30万円前後。
クリニック全体の平均は、およそ23万円前後になっています。
通常のレーシックよりは若干高めですが、他の種類のレーシック(イントラレーシックなど)と比べると、平均か平均よりもちょっと安いぐらいです

過去に角膜の厚さが原因でレーシックを受けられなかった方や、激しいスポーツをされている方に、フラップがずれないエピレーシックはオススメですね。
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